友愛会の取り組み
教育
人材育成の基本方針
友愛会は、教育とは“共育”であるという視点から、個々人の能力を最大限に発揮しつつ “共創”による相乗効果で部署の目標・事業目標を達成したいと考えています。そのため、個々人が主体的に学び、キャリアアップを重ねることができるよう、各職員の階層や興味に即したきめ細かい人材教育プログラムを構築し、これを日々改善しています。
VISION
友愛会の理念のもと、多角的視点で物事を捉え、率先垂範できる人材を育成する
MISSION
- 階層別研修を確立し、人が育つ環境を整える
- 個々人のノンテクニカルスキルの向上を目指す
- 友愛会職員が講師として、知識提供する機会を創る
CORE-VALUE
「学習」「共育」「協働」
階層別研修教育体系図
階層別研修プログラム
新入職導入研修
学生から社会人へと役割移行(Role transition)を経験し、時にはリアリティショックを体験しつつ、現場に適応するステップを踏む
目的
年間を通し、社会人としてあるいは組織に属する為に必要なスキルを身につけ、社会医療法人 友愛会職員としての自覚を持つとともに、環境に適応できる
目標
- 同期との絆を深める
- 離職する事なく、自己成長のプロセスを自覚する
- 社会人として、友愛会職員としての行動を意識する
研修プログラム
入職時集合研修 |
①配属部署に入る前に必要な知識を身につける |
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宿泊研修 |
①集合研修終了後、配属部署にて業務遂行を実践する中、発生するリアリティショックを軽減させる方法を身につける |
ストレスマネジメント研修 |
①入職から約3ヶ月経過し、求められる能力や夜勤導入に向けた不安等の現状との解離について研修を通し、対処法を知る |
半年振り返り研修 |
①入職から半年経過し、成長している自分自身に気づくことができる |
1年振り返り研修 |
①後輩を迎える準備として、できていることや課題を整理する |
ステップアップ研修
目的
各種研修項目について段階的に習熟できるようプログラムし、個々人の能力に合わせた研修参加ができるよう調整。個々人のキャリア形成の一助とする
自部署のグレード表にて、自身の能力や課題を整理し、研修を通してスキルアップを目指す
目標
- 各種研修項目を受講することにより課業における自己能力を最大限に発揮することができる
- 他施設や他部署の職員と交流することで、多角的視点を持つことができる
- 自身の課題について理解し、自己研鑽に努めることができる
研修プログラム
項目 | 内容 | |
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対人関係スキル向上 | 後輩指導 | 後輩の指導・育成について基本的なポイントや指導方法、様々な価値観があることについてワークを通して学び、日頃の自身の指導の仕方について振り返る |
コミュニケーションⅠ | 1対1の関係性での対話について理解する | |
コミュニケーションⅡ | 複数の関係性での対話について理解する | |
チームワークトレーニングⅠ | チーム形成についてワークを通し理解する | |
チームワークトレーニングⅡ | ||
医療メディエーションⅠ | 基本的なメディエーションについて学び臨床に活かすことができる | |
医療メディエーションⅡ | 実践の場で活用したメディエーションを振り返り、更に深めていく(メディエーションⅠの受講修了者) | |
論理的思考の構築 | 問題解決技法Ⅰ | 事例を通し問題解決法の基本的な流れを理解する(5S・PDCAサイクル・ブレーンストーミング・KJ法・など) |
問題解決技法Ⅱ | 問題解決技法Ⅰで行った事例を通し、課題解決に向けて特性要因図等の手法を学ぶ) | |
問題解決技法Ⅲ | 部署で発生した事例を基に、RCA分析について学ぶ | |
メンタルヘルス | ストレスマネジメントⅠ | ストレスマネジメント基礎編 |
ストレスマネジメントⅡ | ストレス・マネジメントに活かす認知行動療法(認知再構成法、問題解決療法) | |
ストレスマネジメントⅢ | ストレスマネジメントⅢ | |
副主任・リーダー研修 | 後輩を育てるコミュニケーション技術 | コーチング・ティーチングも含めたコミュニケーションスキルを身につける |
リーダーシップ・メンバーシップ | 現場力を高めるために、ワークを通しリーダーシップ・メンバーシップについて学ぶ | |
目標管理 | 目標管理シートの作成 | 目標管理シートの作成や考え方について理解し、実際に目標設定を行い、行動へとつなげることが出来る |
受講の流れ
- 「ストレスマネジメント」を除く他の項目については、事前にPIP-Makerの研修ソフトから事前学習を行った上で研修へ参加する
- 研修参加は、上席の承認を得た上で、日程を確認し人材開発課HPより申し込む
- 研修参加人数は最大20名
臨床研究
目的
臨床研究の基礎を学び、研究実施計画書を作成し倫理審査申請を行う
目標
倫理審査申請を一人で実施する
研修プログラム
研修 | 内容 |
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臨床研究の基礎とテーマ選定 | 臨床研究の基礎を学び、実施計画書作成が出来る ・臨床研究の基礎を学ぶ ・研究テーマ選定を行う ・実地計画書作成のイメージができる |
計画書作成から倫理審査まで | 前回学んだ実施計画書を仕上げ、倫理審査までの流れを理解する ・実施計画書を作成する ・倫理審査の流れを理解する |
管理者研修
目的
役職者として身につけたい知識を習得する。又、同列の役職者との交流を通し、情報共有を行う
目標
- 受講することにより、知識を増やし現場管理に活かすことができる
- 役職者として、マネジメント思考を拡げる
研修プログラム
1)初任管理者研修
研修 | 内容 |
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初任管理者研修 | 法人が求める管理者像・管理者としての在り方を理解し、マネージャーとしての基本的な知識について学ぶ |
2)主任研修
研修 | 内容 |
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部下を育てるコミュニケーション技術 | あらゆるコミュニケーション技術を駆使して、部下育成に活用することが出来る |
経営指標の基礎知識 | 病院の収益を含むお金の流れを知ることで、現場での意識付けを行う |
面接スキル | 部下育成の面接方法について知ることで、実践に活かすことができる |
プロジェクト マネジメント | 事例演習を通し、プロジェクトの進め方について学び、実践へとつなげることができる |
各事業所の機能と主な役割 | 友愛会の各事業所に求められている機能と役割を知り、俯瞰的に現状と照らし合わせ、先々を見据えた現場での取り組みができる |
医療コンフリクト | 現場にて起こるトラブルに対する、対応や向き合い方について学ぶ |
ラインケア研修 | 研修を通し、日常的に関わる部下の異変をキャッチし、相談対応・支援を実践で活かすことが出来る |
3)目標管理研修
研修 | 内容 |
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人事考課目標管理研修 | 目標管理シートにおける目標設定、面談、評価におけるポイントについて学ぶ |
人事考課目標管理研修(面接スキル) | 設定面談・フィードバック面談についてロールプレイングを通し学ぶ |