友愛会の医療

友愛会の医療

友愛会ケアシステムとは

全国水準の医療と福祉のため、地域とともに歩む

友愛会は高度医療から予防医療、介護まで、人々の健康と福祉に関わる幅広い活動を行なっています。そしてこれらをほかの医療機関や福祉事業所と密接に連携させ、全ての方が安心して生活できる地域づくりに貢献したいと考えています。

予防医療

沖縄の健康寿命向上のために

予防医療とは、病気を予防するために健康な状態を保つ、病気を早期に発見して治療につなげるための医療です。超高齢社会では、医療費の問題や生活の質の観点から、病気の早期発見、健康寿命の伸長が重要性を高めています。友愛会はこれらの取り組みに早くから注目し、沖縄で初となるPET導入や女性の検診率向上のための女性専用フロア開設など、様々な取り組みを行なっています。

高度急性期・急性期医療

全国水準の医療を沖縄へ

沖縄に暮らしながら、全国水準の高度な医療を受けていただけるようにする。そのため友愛会は循環器系や整形外科に代表されるような患者さんの多い診療科はもちろん、不妊治療や臓器移植、再生医療など、地域の方々の健やかな暮らしに必要と考える分野にも先駆者として取り組んできました。これからも各診療科の治療技術の進化向上に取り組みつつ、がん治療や救急医療の高度化を実現してまいります。

回復期医療

全法人を横断するシームレスなリハ体制

友愛会のリハの特徴は、シームレスであること。法人全体で約170名の職員が、高度急性期病院から老人保健施設まで法人内各事業所をシームレスに、数年ごとにローテーションしており、これによって職員は幅広い知識とスキルをしっかりと身につけています。そして患者さんにはシームレスにリハを提供。たとえば友愛医療センターには70名のリハ職員が勤務し、手術直後の早期から外来まで一貫したリハビリを提供し続けることで、早期の社会復帰を支援しています。

緩和医療

沖縄の緩和ケアの拠点として

近年、がん患者の増加や超高齢化の進展によって緩和医療の重要性が高まっています。緩和医療は、積極的な治療しない選択をした方だけでなく、がん患者さんが心身に受ける様々な痛みやストレスを和らげるため、がんと診断された時から治療にあたります。友愛会では沖縄県で唯一、厚生労働省の痛み政策モデル事業に指定される豊見城中央病院 全人的痛みセンターを中心に、豊見城中央病院のペインクリニックや緩和病棟をはじめ、友愛医療センターでのがん治療、在宅や回復期病棟など様々な場面で緩和医療を提供しています。

在宅医療・在宅介護

友愛会の医療と介護をご自宅へ

在宅での療養や介護を選択される方のため、友愛会の各病院・各施設で高度なスキルを身につけた医療・介護スタッフがご自宅へお伺いしています。高齢化社会や医療機能分化の進展によって在宅医療・在宅介護を必要とされる方がますます増加することが予想されていますが、友愛会の在宅医療・介護は、多くの医療ソーシャルワーカーが常駐する各ケアプランセンターが窓口となって、小児からご高齢者まで幅広い年齢層のさまざまな医療・介護ニーズにお応えすることが可能です。

介護福祉

ご自宅で元気にお過ごしいただくために

友愛会の介護は高い技術や専門資格を身につけた介護スタッフが多いのが特徴で、豊見城中央病院による医学的サポートのもと、高度な介護サービスを家族的な温かい雰囲気の中でご提供しています。友愛会の介護スタッフは県内各地での教育や啓蒙活動にも積極的に取り組んでおり、沖縄の介護水準向上に貢献しています。