2024年05月13日
お知らせ
救急車型ドクターカー導入クラウドファンディングを始めました
社会医療法人 友愛会 友愛医療センター(沖縄県豊見城市字与根50-5、職員数1,336名)は、2024年5月13日(月)より、救急車型ドクターカーを導入するためのクラウドファンディングを開始いたします。
新型コロナウイルスの5類移行後の沖縄では、観光客や高齢患者の増加によって予想される救急搬送体制の逼迫や、地域の限られた医療資源を有効活用するために必要となる各施設間の患者搬送、そしていつ起きるかわからない災害に対応する医療機能の強化への対応が求められています。地域の中核的な高度急性期病院であり、また地域災害拠点病院に指定される当院の医療機能を充分に活かしてこれらの要望に対応するため、このたび新たに救急車型ドクターカー(高規格救急車)を導入することといたしました。
救急車型ドクターカー導入によって実現すること
1.救急医療体制の強化
- 患者さんが発生した場所へ友愛医療センターの医療チームが迅速に赴き、患者さんに治療を提供しながら、より安全に病院まで搬送します。
- 救急患者の劇的な増加によって頻発が予想される搬送困難事例を少しでも減らすため、当院が患者搬送を行うことで地域消防の救命救急活動を支援します。
2.持続可能な地域医療体制の構築
- 友愛医療センターの高度で専門的な医療をより多くの患者さんへ提供するため、他の病院やクリニックとの間で患者さんをより安全に搬送できるインフラを構築し、相互の協力体制を強化します。
3.災害対応能力強化
- 災害や大規模事故など多くの患者さんが発生した際に、友愛医療センターの医療チームが迅速に赴き、患者さんに治療を提供し、より高度な治療が必要な患者さんは病院へ安全に搬送します。
導入する車両は、より安全に、より高度な医療を提供しながら患者さん搬送をすることができる新しい車両タイプで、導入・運用に高額な費用が必要です。しかしながら高規格救急車の導入には公的な支援等がなく、医療機関の負担が大きいのが現状です。そこで、クラウドファンディングを活用し、当院が目指す医療の姿を多くの方に知っていただくと同時に、ご賛同いただける方々に導入費用の一部をご負担いただけたらと考えております。
ご支援の受付期間
2024年5月13日(月)9時から同年7月31日まで(水)23時まで
詳しくはこちらのウェブサイトをご確認ください。
友愛医療センターのクラウドファンディング(運営:READYFOR株式会社)https://readyfor.jp/projects/YMC_ER_okinawa
皆さまの温かいご支援をお願いいたします。
友愛医療センター院長 比嘉国基
友愛医療センター救急科 山内素直