リレー・フォー・ライフ・ジャパン2023年おきなわに参加しました

11月11日、12日に浦添市の浦添てだこ広場にてリレー・フォー・ライフ・ジャパン2023年おきなわが開催されました。このイベントは、がんサバイバー(がん経験者)、ケアギバー(ご家族、ご遺族、支援者の皆さん)を讃え、地域全体でがんと向き合い、そしてがん征圧を目指す年間を通じて取り組むチャリティ活動です。会場にはがんサバイバー、ケアギバーへのメッセージを書いた紙袋の中にLEDライトを入れた「ルミナリエ」が設置され、参加者はその周りのコースを歩きました。

ルミナリエ
挨拶を行う松本市長
ルミナリエの間を歩く参加者
元琉球大学医学部合唱部「Docs Roses」による合唱
ルミナリエメッセージ
キッチンカー

友愛会職員も参加しました

友愛会職員もウォークへの参加、バザー出展、ブースでの講演を行い、豊見城中央病院の笹良医師による「マインドフルネス歩く瞑想withGRACE」には多くの方の参加がありました。

実行委員長 上原 弘美 友愛医療センター看護師(がんサバイバー)

今年は4年ぶりのリアル開催で実行委員はワクワクしながら当日を迎えましたが、あいにくの雨。そのような中でも那覇国際高校の爽やかな合唱に皆が笑顔になり、元気よくオープニングすることができました。
日が沈む頃には雨も上がり、会場のルミナリエには明かりが灯されHOPEの文字が輝きました。
温かい雰囲気に包まれながら、大切な人を偲び、想いを馳せる時間となりました。サバイバーズトークではAYA世代の方々が当時や治療中の体験や困りごと、これから続く自身の人生について、仕事や子育て、そして社会とのつながりといった若年がん患者さんならではの想いを聞くことができました。この場は高校生ボランティアやサバイバー、支援者など様々な人々が立場を超えて交流する場でもあります。医師は白衣を、患者はパジャマを脱ぎ、それぞれの物語が語られます。「がんになっても自分らしく生きられる社会」が私たちの願いです。
最後に、開催にあたってご支援ご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。