200人のリハ職が集結!友愛会リハビリ発表会を開催しました

テーマ 「繋げよう、友愛の襷を ~専門性を力に、より良いゴールを目指して~」

2024年3月2日、日頃のリハビリ業務の取り組みや臨床研究活動を通して意見交換と人材育成を目的として、友愛医療センター、豊見城中央病院、友愛園(介護事業部含む)の会議室をzoomでつなぎオンラインハイブリット形式で発表が行われ、約200名のリハビリスタッフが参加しました。
6名のリハビリスタッフが発表を行い、作業療法士の瑞慶覧尚哉さんは「ボツリヌス毒素療法※チームの立ち上げについて発表しました。まだ馴染みのない治療法なので、まずは病院スタッフへ周知していきたいです」と話しました。
優秀賞は友愛医療センターの言語聴覚士の宮里恵梨さんの演題「当院での嚥下評価外来に対してのSTとしての取り組み~ごっくん手帳の活用、今後の課題について~」が選ばれました。発表会副実行委員長の磯山明宏さんは「1年前からから準備を進めて、テーマについてアンケート調査を行い、友愛会の理念とリハの理念がマッチしているか確認しながらテーマを決定しました。オンライン開催ですので機材などの確認を何度も行いました」と入念な準備と発表会に対する熱い思いを話してくれました。
今回の発表会を通して友愛会リハビリテーション科は各施設の専門性の力を発揮し、今後もより良いサービスを提供していきます。

※ボツリヌス療法とは、筋肉内にボツリヌストキシンを注射し、筋肉を緊張させている神経の働きを抑える効果があり、手足の痙縮に対し非常に効果の高い治療法となっています。

ハイブリッド形式の発表様子
友愛医療センター会場
優秀賞を受賞した宮里恵梨さん