糖尿病と腎臓③
友愛医療センター腎臓内科では慢性腎臓病の患者さんの治療をはじめ腎炎、ネフローゼ症候群、電解質、腎代替療法(血液透析・腹膜透析・腎移植)に至るまで、幅広い診療を行っており、腎臓に関わる疾患はすべて治療が可能となっています。
腎代替療法外来「そらまめ外来」
腎機能障害が進行し腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)が必要となった患者さんに対し、安心して治療を選択できるよう多職種連携でサポートします。
血液透析
当院の血液透析導入患者数は年間50名前後で推移しています。透析導入後は、状態が落ち着いている方を中心に近隣の透析医療機関をご紹介しています。緊急透析にも常時対応しており、特殊透析(血漿交換、二重膜ろ過、LDLアフェレーシス、PMX、CHDFなど)、腎移植前の透析療法なども行っています。
腹膜透析
血液透析を併用されている腹膜透析患者さんを含め、約50名の方が腹膜透析療法を行っており、これは県内でもトップクラスの実績となります。導入後もご自宅で安心して治療が受けられるよう、訪問看護と連携しながらサポートしています。
腎移植
当院は、移植外科と腎臓内科の合同で腎移植医療を行っており、移植コーディネーターや看護師、薬剤師、栄養士と共にチームで質の高い腎移植医療を心がけています。毎年20件前後の腎移植を実施しており、これは県内で最も多い件数となっております。
慢性腎臓病(CKD)教育外来
当院は、腎代替療法が必要となる早期の段階からの治療介入が重要だと考え、2025年4月より「慢性腎臓病(CKD)教育外来」を開設しました。
外来受診時に、診察の待ち時間を利用して看護師や栄養士が腎不全の進行を遅らせるために必要な日々の生活習慣の改善や食事療法を指導します。

担当医よりメッセージ 西平守邦医師(友愛医療センター副院長/腎臓内科部長)
腎臓病は早期発見・早期介入が進行予防の鍵となります。当院では、腎機能が低下し始めた段階から、医師をはじめ看護師・栄養士・薬剤師など多職種が連携し、生活習慣の見直しや治療の最適化を支援しています。
透析(血液・腹膜)や腎移植といった治療選択も患者さんとご家族に丁寧に説明し、安心して治療に臨めるよう努めています。
