救急車型ドクターカーの導入を目指しています

沖縄の救急、地域医療、そしていつか訪れる災害に対応するために

友愛医療センター救急科は 「TogethER, Do BettER, To HighER(. みんなで、より良い救急医療を、より高みを目指して)」をスローガンに、地域の皆様に最善の救急医療を提供し、地域のセーフティーネットとしての役割を果たすべく、軽症や中等症の患者さんはもちろん、一刻の猶予も許さない命にかかわるような重症患者さんまで幅広く、24時間365日、救急医療を提供しています。
さらに当院では日本国内で唯一(2024年4月現在)、米国のEMS(EmergencyMedical Services:救急医療システム)専門医資格を持つ山内素直医師が、アメリカで培った経験とスキルを活かして地域消防や警察、海上保安庁などの関係機関と連携し、高度な医療を提供するドクターカーチームが院外の患者さんの元へ出動し、専門的な処置を行いながら病院へと搬送する体制の整備に取り組んでいます。
現在、友愛医療センターでは、医師を現場に派遣することに特化したSUV型のドクターカーを1台運用しており、その出動要請は近年急激な伸びを示していますが、このドクターカーは患者さんの搬送機能を持ち合わせていません。一方で、救急搬送件数が増加する中で、地域の所轄消防機関の救急車や救急隊の数は変わらず、救急隊の業務はひっ迫している状況です。これはつまり、急病や事故で救急車を呼んでもなかなか救急隊が到着せずに救急搬送が遅れ、救える命が救えなかったり、重大な後遺症が残ってしまったりするリスクが高まるということを意味します。
そこで私たちは、助けを必要としている患者さんのもとへ当院の医療スタッフが1秒でも早く駆けつけ、自分たちで患者さんを搬送できる「救急車型ドクターカー」を導入することで、地域の救急医療と持続可能な医療体制の強化に貢献したいと考えています。しかしながら、数千万円に上る車両購入費、運営費のほとんどは、病院が社会貢献の一環として、いわばボランティア的に運用しているのが実態です。

SUV型ドクターカーが出動した、
航空機内での急病患者事案の様子
院外での医療活動の様子
院外での医療活動の様子

クラウドファンディングでご寄付を募ります!

救急車型ドクターカー導入プロジェクトチームのメンバー

そこで私たちは、皆さんにご支援をお願いし、導入費用の一部に充当させていただきたいと考えています。そしてこの機会に皆さんにも、救急医療、地域医療、災害対策について知っていただき、私たちと一緒に体制の整備に取り組んでいただければ幸いです。

クラウドファンディングは、7月31日(水)23時まで!

ご支援を考えていただける方は、こちらからアクセスしてください。ご協力よろしくお願いします。