人工膝関節手術支援ロボット導入

医師と手術支援ロボットの強力タッグ!

当院は2023年8月に手術支援ロボットによる手術をスタートさせ、今年3月に2台目のロボット「VELYSTM ロボット支援ソリューション」を導入しました。手術支援ロボットの活用によって、手術の正確性が向上しただけではなく、患者さん1人1人の足の形に合わせた精密な人工膝関節全置換手術が可能となりました。ただし、ロボットが手術をするわけではなく、手術は医師の手によって行われ、ロボットはサポートツールとして医師の能力を最大限に引き上げる役割を担っています。

ロボット手術のメリット

正確で安全な手術を実現

膝の位置を正確に把握し、骨切り量を数ミリ単位で調整し、正確で細かな手術が可能に。

身体への負担を軽減

正確に骨だけを切ることができるので、関節周りの靭帯や腱の損傷も防ぐことができ、術後の回復も早い。

保険適用で安心

保険が適用され、費用面も安心して治療を受けることができます。手術の適応については医師の判断が必要。

手術の流れ

1 .患者さんの骨の形をコンピュータが認識

2.医師がロボットへ最適な骨切量の指示を送ります

3.ロボットが医師を誘導し骨切りを行います

医師からのメッセージ

世界的にコンピューター支援手術の流れは止められません。当院は昨年夏より順次2種類の手術支援ロボットを導入しました。術者の技量や経験値に頼ってきた今までの手術に対し、手術支援ロボットは術者間の差を少なくすると考えられます。すなわち、当院で手術を受けられるすべての患者が満足される、レベルの高い手術に貢献すると思います。

整形外科 毛利 正玄 医師

友愛医療センター 副院長

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