2024年12月11日
脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクをチェック
健康管理センターでは、新規オプションの検査として「LOX-index」を導入しました。「LOX-index」は動脈硬化の原因物質を測定し、将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを評価する血液検査です。日本人の主要な死因にも挙げられる脳梗塞・心筋梗塞の原因は動脈硬化とされ、動脈硬化は自覚症状がないまま進行し、ある日突然発症するリスクがあります。「LOX-index」で将来の発症リスクを知り、予防・改善のきっかけづくりに活用してみませんか。
動脈硬化と疾患の関係
検査の特徴
この検査は、血管の中に脂肪が入っていくメカニズムに着目し、超悪玉化したコレステロールと、それと結びついて動脈硬化を進行させるLOX-1(ロックスワン)というタンパク質の2つを測定します。検査は採血のみの簡単な検査です。
画像検査では動脈硬化が進行しなければ脳梗塞を見つけることは難しかったのですが、「LOX-index」では画像検診等で捉えきれなかった血管の状態を知ることが可能になり、動脈硬化が進行する前の段階で脳梗塞や心筋梗塞のリスクを調べることができます。
国内で約2500人を過去11年以上にわたって追跡した研究結果から、「LOX-index」値が高い方は脳梗塞、心筋梗塞の発症率が高くなることがわかっています。動脈硬化の状態を数値化する事で、その結果を基に脳や心臓のより精密な検査を積極的に行ったり、生活習慣の改善につなげることが可能となります。
このような方におすすめです
- 肥満気味である
- タバコを吸っている
- 塩辛いものが好き
- 定期的に運動していない
- 高血圧、脂質異常症、糖尿病などの持病がある
検査料金について
キャンペーン価格 12,200円(税込) ※2025年3月31日まで
お問い合わせ先
豊見城中央病院附属健康管理センター
TEL:098-852-2000 (月~土 9時~15時) ※土曜日:休診日あり