糖尿病と腎臓②

糖尿病を長期罹患すると、腎臓病を併発します。沖縄県では糖尿病性腎症や糖尿病関連腎臓病の罹患率が全国に比べ高く深刻な健康課題となっていて、糖尿病による新規人工透析導入患者発生は全国1位です(平成29年NDBデータ厚労省医療計画データブック)。
食事や薬、適度な運動など生活習慣の改善のために多職種によるチーム介入は、透析導入予防、合併症管理の面でとても重要で注目されています。
糖尿病による透析導入患者は減ってきていますが、現在も透析導入となる患者さんが最も多い疾病です。透析療法には医療施設で行われる血液透析や、ご自宅でできる腹膜透析があります。

豊見城中央病院での治療

血液透析・腹膜透析のいずれにも対応した地域包括ケア病床、回復期リハビリ病床を備え、県内全域から患者さんを受け入れています。透析開始から終末期(緩和治療)まで治療再選択や最適化を共に考え、切れ目のない支援を行っているのが特徴です。

腹膜透析診療においては、急性期治療後のリハビリ転院への対応をはじめ、ご家族の介護負担を軽減するために「レスパイト入院」も行っています。

 血液透析

午前、中間で入院、外来合わせて合計95名の患者さんを受け入れています。

 腹膜透析

血液透析併用含め、通院可能な全ての腹膜透析患者さんへ対応します。(通院困難な方は連携する在宅医療機関、療養施設と協力し、地域一丸となって支援します)

 腎臓サポート外来

透析導入の予防を目指し、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師など多職種がチームとなり、患者さんお一人お一人をサポートします。

担当医よりメッセージ  永山聖光医師(豊見城中央病院)

糖尿病をしっかりコントロールすることは大切です。そして腎臓が悪くなっても、透析を受けながら自分らしい生活を続けることができることを知ることも重要です。体力に自信がなくなってきた方、血液透析で疲労が強い方には腹膜透析がおすすめです。その理由は右の動画でも紹介されていますので、興味のある方はのぞいてみてください。大切な自分と家族のために、一緒にこれからの生活を考えていきましょう。

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豊見城中央病院