各施設長より新年のごあいさつ

社会医療法人友愛会

理事長兼友愛医療センター院長 比嘉国基 医師

新年あけましておめでとうございます。
昨年はコロナ関連補助金の減額や物価高、人手不足などが重なり、病院経営に対しては大変厳しい年となりました。
日本は少子高齢化時代をむかえて久しく、働く世代の健康管理や高齢者医療が以前にも増して重要視されるなど、医療、介護需要は増すばかりです。そのような社会状況を見据えて厚生労働省が今年予定している診療報酬改定、医師の働き方改革により、医療界においても大きな変革が始まります。日本の医療、介護は効率性を高めることが求められ、そのために医療ロボットやIoT、DXの導入、多職種間のタスクシフトなど、様々なものを活用して医療体制の再構築と整備をすることが必要となります。
健康管理から高度医療、介護に至る幅広い事業所を有する私たち社会医療法人友愛会は、医療を取り巻く環境の変化に合わせ、それぞれの施設の役割をより明確にし、それぞれが効率性の高い医療体制を整えて、地域の皆さんが必要とする医療と介護をしっかり提供できる友愛ヘルスケアシステムの構築を推進してまいりたいと考えています。
財源の確保が困難な医療界において、そのような環境整備は容易ではありませんが、患者さん、地域の皆さん、そして友愛会で働く多くのスタッフとその家族の笑顔のため、友愛会は一丸となって邁進してまいります。本年もどうぞよろしくお願いします。

豊見城中央病院

院長 外間力人 医師

皆様、明けましておめでとうございます。
昨年は看護師の増員に取り組み、またインドネシアからも3人の医療助手を採用したことで、県医療構想に基づいて一昨年に増床した地域包括ケア病床を全面的に稼働させることができ、豊見城中央病院にとって再起動の年となりました。職員の日々の努力に支えられ、難しい年を乗り越えることができたことに、改めて感謝いたします。未だに様々な問題を提起する新型コロナに関しましては、5月から5類に移行されたことを受けて入館及び面会制限の緩和、学生実習の積極的受け入れ、院外での講演会開催や講師の派遣等を再開しています。一方で県の指定により9月まで新型コロナ患者さんの入院を受け入れ、その後も発熱外来、豊見城市のワクチン個別接種への協力を行っています。
2024年の干支であります辰は、十二支の中で最も縁起の良い干支と言われており、様々な願いを叶えてくれるだけでなく、あらゆる物事を良い方向へ導いてくれる力があると言われています。そして、その中でも「甲辰」は、成功という芽が成長していき姿を整えていくという意味合いがあり、力溢れる年になると言われているそうです。
この甲辰の年に、当院がこれまで取り組んで参りました病棟運用を更に改善すると同時に、感染対策と安全管理を徹底し、職員一丸となってより良い医療を提供することで、地域の健康増進に貢献できる病院にしていきたいと考えております。結びになりましたが、皆様の今年一年のご健康を祈念いたしまして新年のご挨拶とさせて頂きます。

健康管理センター

センター長 鈴木真 医師

新年明けましておめでとうございます。
2023年5月にCOVID-19の感染症法上の位置づけが5類に移行して、ついにポストコロナの社会が本格化しました。医療機関は大きな負荷にさらされ、多くの困難に直面しましたが同時に数々の教訓を得ました。これからの課題を前向きなエネルギーに変え、医療における新たな展開に向けてポジティブ思考で努力していくことが求められています。
社会全体では、オンライン会議、在宅ワーク、AIを活用したサービス、ChatGPTをはじめとする生成AI、非接触での会計システムなど多くの変革が進み、受け入れられています。一方でface to faceのコミュニケーションの重要性も再認識されています。医療機関もこのような新しい社会構造に適応し、患者、受診者、家族に対して、医療機関内だけでなく日常生活でもより良い健康に関するサービスを提供することが期待されています。このような新たな状況に柔軟かつ効果的に対応し、早期に新しい医療体制を確立していくため今後ともご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

介護老人保健施設 友愛園

施設長 新城哲治 医師

新年あけましておめでとうございます。
一昨年同様、友愛園は昨年も新型コロナの対応に追われた日々でしたが、同時に職員の感染予防行動も習熟し、利用者のインフルエンザ、感冒等のウイルス感染は例年と比べ明らかに低下してきています。高齢者は通常のウイルス感染でも予断を許さず、新型コロナによって高まった職員の感染制御意識が根付くことを期待しています。一方世界ではウクライナ戦争、ガザ虐殺、アフリカの内戦など紛争が絶えません。さらに地球温暖化や新型コロナの影響もあり、物価はどんどん上昇しています。また日本をはじめとする先進国では人口減少を伴う高齢化社会が訪れ、限られた資源の中でいかに医療・介護を提供できるかがこれからの課題です。
友愛会の介護部門はこれまで友愛園と豊見城中央病院の2本立てで行っておりましたが、そのうちの介護施設、訪問診療、通所リハビリテーション等については今年一体化する予定です。それにより地域介護の中核として、さらに良い介護を提供できるように努めてまいります。
元旦や 手を洗いをる 夕ごころ   龍之介

豊崎クリニック

院長 小渡宏之 医師

謹んで新春をお祝い申し上げます。
昨年の新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、段階的に社会が活気を取り戻していくことが期待されます。当施設の保険診療数に関してはコロナ禍以前の水準へ回復していますが、依然として検診受診者数は低調となっております。日本対がん協会などの発表によれば、2021年のがん検診受診者数は新型コロナ流行前の2019年を10.3%下回っており、コロナ禍の影響が続いているとされています。がん検診の減少傾向が続けば進行がんの発見増加が危惧されます。
当院は2020年末にPET/CT撮影装置を更新し、従来機と比較して高画質・低線量被曝の両立が可能となっています。スタッフ一同より良い医療サービスの提供に努めて参りますとともに、新しい年が皆様にとって幸多きものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。良いお年をお迎えください。