特定技能実習生が成長・感謝を発表

友愛会で働くインドネシア出身の特定技能実習生12人が、これまで仕事を通し成長したことや沖縄での生活で感じたことを伝える発表会が2月19日、豊見城中央病院で開かれました。
発表したのは昨年6月に入職した8人と、おととし入職し勤続2年目となる4人。豊見城中央病院4階病棟で働くフィトリさんは「最初は全く違う言葉や生活の中で、悩むこともたくさんあったけれど、周りの人たちのおかげで慣れました」と振り返り「患者さんとおしゃべりするのが一番楽しいです」と、仕事のやりがいを話しました。
友愛医療センター7北病棟で看護補助業務に取り組むディアーさんは、沖縄で働くことが長年の夢だったといい「患者さんとのやりとりで『あちこーこー』『にふぇーでーびる』といった沖縄の言葉も教えてもらいました。もっと日本語を勉強して仕事も一生懸命頑張ります」と、はにかんだ笑顔で語りました。



会場には所属する病棟の師長や同僚が訪れ、12人のこれまでの仕事ぶりを振り返りながら「いつも笑顔で仕事をしてくれてありがとう」「前向きに頑張る姿勢を見習いたい」「沖縄の言葉もいっぱい覚えてね」など、ねぎらいの言葉やエールを送りました。発表に臨む12人の姿に、会場は発表会序盤から感極まり、司会を務めた平田浩美統括看護師長(豊見城中央病院)はじめ、参加したスタッフは目頭を押さえていました。
終わりのあいさつで、インドネシア語を披露した外間院長は「病院も多様性がある方が働いた方がいいと、外国人人材を積極的に受け入れてきましたが、みなさんの実際の働きぶりもすばらしい。これからもがんばってください」と温かいメッセージを贈りました。



発表後は職員による民踊の余興や、これまでの頑張りを讃え大城正志統括看護部長から記念品贈呈もあり、笑いあり・感動の涙ありと大盛り上がりの発表会になりました。みなさん、これからも友愛会でともに頑張ってまいりましょう!