2025年04月16日
豊見城中央病院でBCP訓練を実施しました
3月22日、豊見城中央病院でBCP訓練が行われました。
BCP訓練とは、災害時に医療機関が機能を維持・提供できることを目的に行うもので、今回は停電時に電子カルテのシステムが使用できなくなった状況を想定し、紙カルテや各種指示書を使って外来部門と入院部門の対応や流れを確認しました。


訓練には医師や看護師、事務職員ら約30人が参加し、それぞれ患者役や現場役に分かれ紙運用の一連の流れや、作業に要する時間を実際に体験。
参加した職員からは、診察券や患者番号がわからない患者さんにはどう対応するのか、受付前のトリアージの必要性や紙カルテや指示書の書き方の統一など、さまざまな課題や意見が挙がりました。
大城正志統括看護部長は「実際に運用できるように、年間を通して訓練する必要があると感じました。
透析のケースなども含め、病院に沿った訓練をやっていきたいですね」と訓練を振り返りました。
友愛会では、今後も緊急時に備えた訓練に取り組んでまいります。
