当院患者さんが世界大会で金メダル獲得!

友愛医療センターで腎移植を受けた仲里則男さん(62)がことし8月にドイツで開催された「世界移植者スポーツ大会」ゴルフ部門で見事、金メダルを獲得しました!
仲里さんは大学2年生の頃に腎臓病を患い、25歳の時に父親から移植を受けましたが、2019年に再び腎機能が低下し、2020年に当院で息子さんからの腎臓移植手術を受けました。


10月、仲里さんが当院主治医の大田守仁医師(外科部長/移植医)のもとを訪れ、金メダル獲得の報告と感謝の言葉を伝えました。
仲里さんの言葉を受けて大田医師は「本当におめでとうございます。このような嬉しいニュースが他の移植患者さんや移植を待っている方々にとっても大きな励みになると思います」と話していました。
仲里さんは、ゴルフ部門での金メダル獲得のほか、ボール投げとボウリングダブルスにも出場し、それぞれ9位、7位入賞という素晴らしい成績を収めたとのことです。

仲里さんのますますのご活躍を応援しています!

仲里さんコメント

移植を受けて、スポーツができる喜びと健康な生活を送り仕事や社会生活ができる嬉しさ、そしてドナー(息子)への感謝の気持ちでいっぱいです。息子へは健康を維持して幸せになってほしいと強く想っています。
先生方の質の高い技術のお陰で現在、腎臓の血液検査や身体的に異常を示す値はありません。あらためて大田先生をはじめとする医療スタッフの皆様へ感謝いたします。
「世界移植者スポーツ大会」は臓器不全で苦しんでいる方々にとって、臓器移植によって健康を維持しスポーツができるという希望や勇気を与えられる、大変意義のある大会だと思います。
今後とも、ドナーへの感謝を胸に、家族を大切に、健康を維持し最高のパフォーマンスができるよう世界にチャレンジし続けたいです。

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